お客様 ありがとう
12月3日に、会社へ小包が届いた。
ティッシュボックスぐらいの大きさで、あまり重くない、片手で持てる。
差出人に名前はない。
??
いたづらか?
恐る恐る開封し中身を見て驚いた!
紙人形がぎっしり入っている。
もう一度、差出人を見るが心当たりはない。
翌日、社内で聞いても誰も知らないと言う。
なで聞き回ったか。何も、書いたモノがなく、ただ紙人形が
送られてきたからだ。
不思議に思い、差出人に送ってくれた経緯を知らせて欲しいと
はがきを書いた。すると、違う人物から代理人として電話が
入った。その人のヘルパーをされている方らしい。
そして、手紙が一通届いた。
その人は現在78才女性で、65歳の時に脳溢血で倒れ、
身障者になり療養中。リハビリで始めた紙人形がたくさん出来
たので当社に送ってくれたらしい。
言葉がうまく話せないため、電話は無理。文字は書けるが年齢と
病気が邪魔をしているので、スラスラとは行かない。でも、一文字
一文字丁寧に、ゆっくり書かれているのが伝わってくる。
病に伏せながらも自分に出来ることを探して、人の役に立とうとし
ている。健常者の私はどうか。
振り返る良い機会を頂きました。
そんな、彼女が作ってくれた素敵な紙人形を見てください。
いつか、消費者キャンペーンをした際に多くの人と分かち合いたい。
青木